滋賀県と岐阜県の県境に位置する伊吹山。
BRZで山頂まで行ってきた!
伊吹山は標高1,337m、日本百名山に選定されている滋賀県最高峰の山である。
山頂までは伊吹山ドライブウェイが整備されており、関ヶ原からクルマで山頂まで行ける。
ある休みの日、昼を過ぎた辺りでドライブに行きたくなり、
以前から行ってみたかった伊吹山ドライブウェイに行くことにした。
大津市からは高速道路を使って2時間くらいで山頂まで行ける距離。
山頂からの夕日でも撮れたらと14時頃に出発。
あっという間に関ヶ原に到着。
そこからは念願の伊吹山ドライブウェイである。
残念ながらドライブ中は写真を撮れないため、ここまでの写真は無い。
まぁ、誰も写真なんぞ期待はしていないので問題はないだろう。
そんなこんなで山頂である。
クルマで登れるならそれほど苦労はしないだろうと思っていたのだが、
意外ときつい伊吹山。
日頃の運動不足がたたってか、かなりこたえた。
というのも駐車場から山頂までは片道40分コースと20分コースの登り道が用意されており、
我ながらナイスチョイスの20分コースを選択したのだ。
たった20分で山頂とはなんと素晴らしいコース!
途中、駆け足で登ったのが良くなかったのか久しぶりに死ぬかと思った。
ただ、後ろを振り返るとそこは絶景だった。
この日は少しモヤがかかっており、少し幻想的な景色。
こういう景色を見るとカメラを買ってよかったといつも思う。
山頂からは琵琶湖はもちろん、古戦場である関ヶ原も望むことができる。
山肌には通ってきたドライブウェイも確認できた。
こんな簡単に絶景を楽しめるスポットも数少ないのではないだろうか。
調子に乗っていろんな写真を撮っていると、いよいよ日が暮れてきた。
辺りは少し赤みを帯びてきて、とても綺麗だ。
写真が若干斜めになっているのはご愛嬌。
素人でも綺麗な写真を残せるのだから、最近のカメラは本当にすごい。
帰りは40分コースで駐車場まで歩くことにした。(綺麗な景色が望めるのに駆け足など、もってのほかだ!)
60分コースもあったのだが、琵琶湖が見えるほうを選ぶことにした。
途中、イブキトリカブトを発見。
コレが噂のトリカブト・・・。
花の形が鳳凰の頭の形をかたどったカブトに似ていること、
また鳥帽子に似ていることからトリカブトという名前になったようで、
イブキトリカブトは伊吹山で最初に発見されたためだそうだ。
猛毒植物も所々で拝みつつ、沈みゆく夕日をこれでもかと撮りながらゆっくりと歩く。
夕刻の赤に染まる琵琶湖を眺めながら歩いているとあっという間に駐車場まで到着。
20分コースと違い40分コースは疲れることも無く、程よい道のりであった。
夕刻に映えるBRZもまた良いものだ。
さよなら伊吹山。素晴らしい景色をありがとう。
帰りもBRZとワインディングロードを楽しんで帰ったのであった。