チャイルドシートを付けられないなら車を乗り換えて!なんて言わせない。86 BRZにチャイルドシートは乗ります!
チャイルドシートのために車の乗り換えを検討してる86 BRZ オーナーの方。
今回はそんな方に朗報です!(今更だけど)自分の車で試してみました。
取り付けたのは”クルムーヴ スマート エッグショック JJ-550″です。
コンビのチャイルドシートですね。
コンビの公式サイトには86 BRZの適合に関して以下のように記載されています。
『座面が盛り上がっている、へこみすぎている(極端なバケットシート)、シートが柔らかすぎる、座席の奥行きが足りない等シート形状によりしっかり固定できないため取付けできません。』
あれ?ダメじゃん。。。というわけで今回はここまで!
いやいや待ってください。
『シート形状によりしっかり固定できないため取り付けできません。』とありますが、
本当でしょうか?取り付けてみました。
あっさりと付きました。
クーペは後席に物を入れる隙間が少ないので、
そもそもこのチャイルドシートが入るか不安でしたが、意外と入ります。
入れ方は人が乗り込むのと同じで、助手席または運転席の座面を前に倒すだけです。
いやでも待って。入ったけどちゃんと固定されているの?そう思いますよね。
ばっちり収まっています。
BRZの後席(86も同様)は座面が深くなっていて、左右が盛り上がっています。
そのため、この隙間に収まらないのではないかと思っていたのですが、
なんとピッタリ収まりました。
普段はN-WGNの後席に載せているのですが、
若干の左右ブレが起きるため、シートベルトの掛かりが甘いとズレてしまいます。
ところがBRZの後席は左右の盛り上がりに丁度フィットするために、
左右にズレません。こちらの方が安定している感じです。
クルムーヴはその名の通り、回転式のチャイルドシートですが、
今回の取り付け方であれば、周囲への干渉もありませんでした。
逆になぜこれが不適合なのかと思ってしまうくらいの安定感です。
さて、チャイルドシートが付いたところで、めでたしめでたし!
と行きたいのですが…実は付けられない場合もあります。
それは、運転手のドライビングポジションが後方寄りの場合です。
2枚目の写真でお気づきの方もいると思いますが、
チャイルドシートの前方固定用のサポートレッグが前席にぴったり当たっています。
取り付けてわかったことですが、86 BRZへのチャイルドシートの取り付け最大の課題は、
このサポートレッグの飛び出している長さです。
クルムーヴのサポートレッグギリギリに前席を引いてみました。
どうでしょう。皆さんのドライビングポジションで対応できるでしょうか。
サポートレッグの無駄に長いストロークが前席の可動域を制限してしまっています。
もっと短いオプションがあれば良いのに…。
前側はこんな感じです。大体の位置が確認できると思います。
ちなみに私のドライビングポジションは奇跡的にこの位置でした。
はっきり言って背の高い方や足の長い方は狭いと思います。もちろん背もたれの角度なども関係するので、そのあたりは実際に確認する必要があります。
ところでチャイルドシートの設置位置ですが、当然助手席の後ろという選択肢もあります。しかしながら、運転席を倒す作業を毎回するのが面倒なので、私は運転席側を選びました。
助手席側の後ろでもいいとなれば、背の高い方や足の長い方でも問題なく取り付けられると思います。
チャイルドシートを後席の座面と前席の背もたれにピッタリ取り付けられるので、正直N-WGNよりチャイルドシートの安定感は高いです。
86 BRZにお乗りの方、
これから中古市場を漁ろうとしている方でチャイルドシートがネックなのであれば、ぜひ検討してみてはいかがでしょう。
とはいえ、スバル純正のシートも販売していますので、クルムーヴじゃなくて良い人はそちらを選択すれば、何も気にせず取り付けできます!
86 BRZが諦められない子育て世代の皆さん、良いカーライフを!